\エンタメわっしょい/

エンタメ好きの独り言

映画「BORUTO」感想

あらすじ(Wikipedia

第四次忍界大戦から十年以上が経過し、木ノ葉隠れの里は平和な時代を享受する中で文明開化による発展を遂げていた。七代目火影として多忙な日々を送るうずまきナルトは、家族と過ごす時間が少なくなり息子ボルトとの溝が深まっていた。そんな中、任務から帰ってきたうちはサスケがナルトのライバルだと知ったボルトは父を超えるため、弟子入りを志願する。

感想 ※ネタバレ含みます

 

こちら映画館で見ました~!

 

もうね!なにあれ!
ボルトかわいいしみんなすっかりパパだし(感涙)!!!

 

火影として忙しいナルトはボルトをかまってあげられていないのよね。

でも!わたしが思うに!

ナルト忙しいのもあるけど、自分が親にかまってもらってないから、かまいかたがわからないみたいな部分もあるんじゃないかなあ?

 

ボルトはパパにかまって欲しいのに、かまってくれなくてちょっとへそ曲げ気味。

で、いつもの頑張りを見せつけるチャンスが中忍試験にあるってことで、渋っていた中忍試験に参加することに。

そして、そんな折、カグヤの作った生き残りの情報の巻物を抱えてサスケが里に帰ってくる。ナルトと唯一対等に戦えるサスケに、どうしてもナルトを超えたいボルトはサスケへ弟子入りを申し出。

ゲームのレベル上げしかり、修行とか地味でめんどくさいことはやりたがらないボルトだったが、サスケに弟子入りする条件として突き付けられた螺旋丸習得の課題を乗り越え、サスケに正式に弟子入りする。

そんな時にボルトは、新しい忍具をつくる科学班のカタスケからいいコマだと目をつけられて、中忍試験にとその科学忍具を持たされる。

 

そして、ようやく中忍試験開始。

それぞれに子どもたちを見送る親たち。
ここでサスケが帰ってきたことで浮かれているサクラちゃんがたまらなく可愛い!!!
結婚しても子供が産まれても、まだまだサスケに恋する乙女状態!それでこそサクラちゃん!!

娘のサラダからもいじられる始末なんだけど、そんなことを言うサラダも嬉しそうで可愛い。ここでサスサク推しは一度死にます。

 

3人一組(スリーマンセル)のチーム戦で出場するのがルールの中忍試験。

一次試験は〇✖クイズ。出題者側にはシカマルとサイがいます。

ここでやる気のないシカマルの息子シカダイ。
しかし「俺の息子だ、仕方ない。」と思ってしまうシカマルww

シカマル好きの私としてはこのシーンのシカマルに萌え悶えました。

「不正解の方は真っ黒になります。」とサイからの説明があり、いざ出題。

 

しかしこの試験問題、〇と✖の穴どちらも不正解で、穴の奥には墨汁の湖w

つまり、穴に落ちて墨汁まみれになったチームが不正解。仲間たちで助け合って、穴に落なかったチームが正解という問題。

 

そして意地悪な試験問題を出したのはサイです。サイの息子も、「このクソ問題、父さんらしいや。」と。さすが親子w

ていうかね、終始シカマルは火影の側近として傍にいるんだけど、それがとてもいい!!さすがシカマルさんカッコ良すぎっす!!!!!!

確実に頭がいいのはシカマルなのにも関わらず、ナルトが火影でその一番の頭脳として働いているシカマル・・・・。

私「能ある鷹は爪を隠す」的なキャラが好きなんですよ・・・・。

火影の側近なんで隠してるわけではないですけど・・・でも好き・・・。

 

ボルトの一次試験の合格通知を、火影室で仕事をしているところにシカマルから聞いたナルト。「伝言ってこれだけか?」と聞くナルトに対し、「これって大事なことだろ」と応えるシカマルかっこいい(再び)・・・。

 

そしてナルトはボルトに「おめでとう」のメールを送る。ボルトは「直接言えってばさ」と不満そうなものの、やっぱりちょっと嬉しそう。可愛い。

 

二次試験はチーム戦で旗の取り合い。

ここでボルトは窮地を脱するために試験で禁止されている科学忍具を使ってしまう。

で、後ろめたい気持ちで家に帰るんだけど、ナルトに直接(影分身だけど)よくやったって褒めてもらって大喜びのボルト。

ベッドの上でバタバタしながら嬉しがってるボルト可愛すぎるうううう。同期たちの中では、割とガキ大将的というかナルトよろしくの問題児なんだけど、このシーンは完全に子供でめちゃんこ可愛かった・・・。

ナルトもナルトで「これって大事なことだろ」と少々照れながらシカマルの二番煎じセリフをw不器用父ちゃんかわいいww

 

そして、とうとう戦っているところを直接ナルトに見てもらえる三次試験。

三次試験は1対1のトーナメント戦。

ボルトは4体が影分身の限界だった筈なのに、決勝のシカダイとの対決で十体以上にも影分身をしてみせ、シカダイをギブアップさせる。

そんなボルトを見て、違和感を感じるナルト。ヒナタの白眼を使って、使用禁止の科学忍具を発見し、会場に降りて額当てを没収して、失格を言い渡す。

「説教は後だ」というナルトに、「そんな時間あるのかよ!」と反抗するボルト。
「ちゃんと俺のことを見て、説教してくれていれば、こんなことにはなってなかった!」と。

 

その瞬間、映画冒頭でサスケと対峙していた敵2人組が会場へ乗り込んでくる。それこそサスケが手に入れた巻物に記されていた大筒木モモシキと大筒木キンシキである。

 

敵襲来によってその攻撃から娘を守るサスケ!!!!
建物が崩れてきて、ぐしゃってなったところにしゅびんっと現れてガッチリ娘を守ってるサスケさん!!!かっこよすぎか!!!

こんな人が父だったら反抗期とか来ないよ絶対!!

おじさんになってもいい匂いしかしなそうじゃないですか(何の話)!!

 

そして妻も強いよサクラちゃん!!!!!屋根吹っ飛ばしたよ!!

で、さっきまでは完全に子どもたちを優し気に見守るママ友3人衆だったはずのテンテンといのに向かって「人命救助を最優先でいきます!」って!!突然のハプニングにも慌てずに冷静な判断を下すサクラちゃん素晴らしい。こういう随所にみんなの成長と、当たり前だけど子供たちをはるかに超える経験値の高さを感じる。会場の人達を全力で守る親たちとってもかっこいい。もちろん五影も。


で、それぞれの娘と息子を守りつつ、敵に立ち向かうナルトとサスケ。

クラマと共に仙人モードを発動し、ナルトは会場中の人達を敵の攻撃から防ぐ。

本気で敵と立ち向かう父の姿を目の当たりにしたボルトは、父親であり火影の背中の大きさにようやく気付かされる。

しかしここでナルトの九尾を奪うことが目的だった敵はナルトを奪っていってしまう。

 

その後、サスケがナルトのチャクラを感知し、輪廻眼を使用してナルト救出へと立ち向かう五影とサスケ、そしてボルト。

このときボルトは、ナルトが下忍の頃の服を着るんですよ!!あのオレンジ色の!!ボロボロのヤツ!!!!さらに没収された額当ての代わりに、サスケの額当てをつけて!!!そう、あのサスケの額当て!!木の葉マークに真っ直ぐに傷の入った抜け忍の!!!胸熱!!!!!語彙がない!!!!!

 

輪廻眼で敵の元へと移動し、九尾の力を奪おうとする敵からナルトを助け出し、五影たちやナルト・サスケが共闘して立ち向かいます。少年漫画・アニメの醍醐味バトルシーンです!!!

ナルトを初期からずっと追ってきた方々には本当に堪らないシーンです、こちら。

何せ、まず最初から五影が協力的ですからね。それも全てナルト達のこれまでのことがあっての今じゃないですか。

まあ、この映画全体通してそういう点を打ち出しているんですけどねw

だからこそ、ずっと追いかけてきた勢としては胸が高まるのを抑えきれないわけですよ。

 

そうこうしているうちに、他人のチャクラや忍術を取り込み強くなる大筒木モモシキは、窮地の事態に陥った仲間であるキンシキを食べて取り込み、膨大な力を手に入れます。そこでナルトとサスケの共闘ターン!!!

ナルトが繰り出す仙人モードのクラマがスサノオを身にまとい敵と戦います!!!

 

そこで大幅にモモシキにダメージを与え、最終ターンへ。

ボルトはナルトと共に敵に立ち向かい、ナルトと共に大型の螺旋丸を繰り出し敵を撃退する。まあ、この螺旋丸は9割以上ナルトのチャクラです。つまりナルトの螺旋丸をボルトへ渡して、ボルトがそれを受け継ぐんですよ。そしてサスケとナルトの力を借りつつ、螺旋丸をモモシキへ繰り出し敵を倒します。

ここでCMでも流れていたあのセリフ「「行け、ボルト!!」」が聞けるわけです。

 

・・・私の言いたいことわかります???

「次世代への継承」がここでも出てくるわけですよね!!!胸熱!!!!!

ナルト世代も、そもそもは自来也綱手、さらに言えばマダラや千手柱間から受け継いでいるじゃないですか!!!

ナルトど世代の私としては、ナルトと共に成長してきた・・いわばナルトの人生を見てきたわけですよ。そんなナルトが大人になって今度は次世代へと繋げようとしている・・・。あああ、苦しい。尊い

 

さらには大人になったサスケとナルトの共闘シーン!!!!!

本編でもカグヤ戦にて共闘していたものの、最初から味方・・・というわけではなかったじゃないですか。ナルトがサスケに必死にぶつかり、ようやく戦ったって感じ。それもナルトとサスケの決着(終末の谷)が着いていたわけじゃない。

 

それが今回、この映画では待ちに待った最初から最後までずーーっとサスケが絶対的味方で、阿吽の呼吸で同じ敵に向かいお互いを信じ切って戦っているわけですよ!!!

そう!!これ!!!!これが見たかったんだ!!!!

ずっとずっと、サスケとナルトに確執がうまれてからずっと!!!

「早く仲直りして!一緒に仲間として協力してしるところがみたい!!」という願いが叶ったわけですよ!!!!

むちゃくちゃ感動!!!!ありがとう!!!!!

 

しかもボルトはこのナルトの息子であり「あの」サスケの一番弟子になるわけですよ。

はああああ、素晴らしい!!!!!後継!!!!!

 

そんでもって、ボルトはこの一件にてナルトという父親の強さや火影たる所以を垣間見て、和解します。そして目指すは火影!ではなく・・・師であるサスケのような忍びと決めます。

 

「オレはお前の父ちゃんみたいな忍びになる。」

「オレはオレの「忍道」を行ってやる・・・!!」

 

 

まあ、感想を織り交ぜてあらすじをまとめたけど

この映画ほんとやばい(語彙)

 

ナルトど世代なので(2回目)どうしてもナルト達目線で見ちゃうんですけど、もうねえボルト達次世代が可愛くて仕方ない。もう友達の子供とか、知り合いの子供を愛でる感覚で見ちゃうww

しかしまだまだナルト達も、不器用な親っぷりが可愛い。大人になっても昔から変わらないみんなの関係性や性格、そしてそれをしっかりDNAから引き継いでいる子供たち。もうみんなかわいい。ほんとかわいい。

 

ナルトの映画シリーズ史上、私の中で最高作品です!!